珍しく、二日連続でブログを書いています。
今日のブログを読んでくださる方に感謝します。
「芸術の秋」と言われますが、今年は私も11月と12月に演奏の機会が3回あり、芸術の秋の一端を担っているのかもしれません。
そのうちの一回目が先週の土曜日11月9日(土)でした。
愛知県小牧市で、大草町主催のコンサートで演奏して参りました。
この地域では毎年恒例の秋のコンサートらしく、音楽をお好きな方が来られていました。
前半のピアノソロの後にティータイムを挟み、後半はサックス四重奏という構成でした。
私としては、小さな本番でも大きな本番でも、緊張しないで音楽を起こすことはできません。
慣れてるのだし、軽い演奏会なら緊張しないんじゃないの?
というようなことを言われたりしますが、いえいえ、いつも怖いし緊張します。
なぜなら、音楽というものは、自分でやるのではなくて、天から(別のどこかから)降りてくるものだからです。
本番の場所とタイミングに、本当に音楽が降りてくるかどうかの保証がないので、怖いのです。
人事を尽くして臨むしか、方法がない。
結果の保証はない。
やれることをやって、あとは祈るしかない。
幸いにもこの日の本番は音楽の神様が降りてきてくれて、会場に豊かな波動が広がったように感じました。
こんな演奏経験をしているうちに、気づいたことがたくさんありました。
こういうことは音楽に限らないんだ。
人が自分の力を発揮するときには、何かが降りてきているんだなと。
「精神を集中する」
とか
「瞑想する」
とか
そういう類のことは、「降りてくる」という状態を起こしやすくするものなのかもしれないなと
思うようになりました。
受験勉強を頑張っている我が子にも、部活に勉強に仕事にと毎日がんばっている生徒さんにも、
発表会やコンクールに臨む生徒さんにも、みなさんに「全身全霊でやってみてほしい」と思っています。
その先にあるものは「降りてくる」何かだと信じるからです。
本当に世界は不思議だと思います。
今週末にも演奏する機会があります。
降りてきますように。。。
立川市ピアノ教室ソラージュ