大きな自主公演としては実に20年ぶりでした。家庭の仕事と教室の運営だけで手いっぱいという私が、こんな大それた仕事に挑む気持ちになれたのは、小中学校の同級生でイベント運営に長けた方が、企画・運営・事務を手伝ってくれるという幸運な後押しがあったからです。この企画が生まれたのが昨年の早春。「オトノアトリエ」という素敵なネーミングはこの演奏活動に与えられた名前で、センス豊かな同級生のアイディアをそのまま使わせていただいています。あれから一年弱、私の労力と集中力はこのコンサートを成功させることに向けられてきました。私のように無名で、しばらく舞台から離れているピアニストに再びコンサートを開くような機会が巡ってくることは、非常に珍しいことですので、しのごの言わず、流れに乗り、全力を尽くすことだけを考えていた一年間でした。
たくさんの方々にお世話になりました。同級生の大きな助力と、共演してくださったヴァイオリニストの大久保雅子さん。スマートな司会で場を盛り上げてくださったフリーアナウンサーの川口祥孔さん。演奏へのアドバイスをしてくだった恩師と友人。協賛者として応援してくだった方々。演奏を聴きに足を運んでくださった方々。それから、家族と親戚。多くの方々に助けられてコンサートを無事に終えることができました。
こんなに頑張ったことは久しぶりです。ちょっと記憶にないくらいです。生涯、忘れられない日となりました。
このコンサートを終えてから、後回しにしていた実務をこなすために多忙でしたし、来月の教室の発表会も迫っています。でも、実はコンサートの後からずっと、夜も寝られないほど、今後の「オトノアトリエ」の活動内容をどうしてゆくのか、どうしたいのか、、、ということを考えています。
まずは今日はここまででブログを終えたいと思います。
「オトノアトリエ」は「ピアノ教室ソラージュ」とは別の活動となりますが、教室のブログでも長くなりすぎない程度に、オトノアトリエの取り組みを書いていきたいと思います。オトノアトリエ独自のホームページを作る予定でおりますので、出来上がりましたら、そちらも覗いていただけると嬉しく思います。
立川市ピアノ教室ソラージュ