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バッハ インヴェンションへのチャレンジ 第8番ヘ長調と第9番ヘ短調

新年おめでとうございます。

当たり前のようで当たり前ではなく、ありがたいのが新年かな!と思います。

年末年始は掃除に、料理に、その他諸々新年の準備に大忙しですが、それでも、どうしてもせねばならぬ!!!

と思うことがあり、年の瀬まで粘りました。

それは、バッハ作曲インヴェンションです。

掃除などをさておき28日まで頑張って、ようやく15曲中13曲までアップすることができました。

この3年ほどピアノ教室ソラージュのアカウントでYouTubeチャンネルに動画を上げ続けています。

昨年はとくにたくさんアップしたので何曲くらい弾いたのか数えてみましたら、一年間で35曲も出していました。

思ったより多くて驚きました。

前回も書きましたが、誰に出された課題でもないのに、何を必死にやっているのかな~?と少々不思議です。

自分の心であっても、自分にもわからないところがありますね。そんなものですよね、きっとみんな。

バッハのインヴェンションは初歩的な教材とはいえ、美しく弾くのが難しくて手こずりまくっています。

 

残りの2曲、ニ長調とト短調は3月の発表会の後に回そうと思います。

 

このブログはピアノ教室のブログなので、私的な思いを熱く綴るよりも動画中心に表現してみようと取り組んでいます。

が、久々のブログに書きたくなってしまったことがあるので、私的な思いですが書いてみます。

 

私の長女のことです。

15歳の長女は重度の自閉症で、家庭で過ごすのは限界となり、この二年弱は施設で暮らしています。

遠くではないので、時々会えるのが救いです。この年末年始も家に戻っていました。

実は、彼女が家を出たことで、私はピアノに専念することができるようになったのです。

 

長女が生まれてきたとき、とても感動的で不思議な感覚を味わっていました。

初めての出産で、難産でしたので、ようやく我が子に会えて感傷的になっていた可能性はあります。

こんな風な感じでした。

長女が光っているのか、天から光りが長女に注いでいるのか、何となく光っているように感じました。

(これは、次女には無かったと思うのです・・・)

会えて嬉しいので嬉し涙が出るのですが、同時に半分は悲しいような気持ちがありました。

なぜなら、この子は生まれてしまったからには、この先、人生の苦しみを味わうことも必須であること。

それを私が全て替わってあげたくても、親でも替わってあげることは無理なのだ。

この子は辛いことがあっても頑張らないといけないんだよなぁ~、可哀想になぁ、、、という気持ちでした。

妙ですよね。

 

でも今は、あのときの心配は「まさにその通りだ」と思います。

生まれ出てきたからには、嬉しいこともあるけれど、それ以上に悲しい辛いことも付きものですね。

人類って、しょうもないことをたくさんやっているので、社会は、世界は荒波ですからね。

 

このお正月長女と散歩しながら、わからないだろうけれど一応言っておこうと思って、長女にこの話を

してみました。もちろん、トンチンカンな応答がありました(笑)

 

話をバッハに戻します。

今日は2曲載せたいと思います。

昨年2月にYoutubeに上げておいて、すっかり忘れていた第8番ヘ長調。

楽しい曲だと思います。

 

次は、内向的な曲です。

この年末は内向的な曲が残っていて、すごく大変でした。とにかく、難しいと感じました。

指先から歌がこぼれるように弾きたいのですが、なかなかできなくて。

音が少ないので、カクカクギザギザしているとすぐバレるし気持ちがよくないし。

苦労の末の動画です。聴いてくださると嬉しいです。

第9番ヘ短調。

いよいよ3月の第2回発表会に向けて集中力を使う時期になりました。

弾く人も聴く人も、みなさんの心が豊かになる会にしたいと思います。

 

今日もブログを読んでくださり、ありがとうございました。

立川市ピアノ教室ソラージュ