こんにちは。寒いけれど春ですね。
「早春賦♪」の季節です。
「早春賦」なんて歌、今の小さい子供たちは知らないでしょうか。
大人でも知られていないでしょうか。
大正2年に発表された古い歌で、音域が広く高く、歌うのが難しい曲です。
私の実母(故)が2月になるとよく歌っていて「うーーん、声が出ない!」と悔しがっていました。
同居の義母も時々歌います。「この歌は高いから難しい・・」とやっぱり言います(笑)
私の世代でもチャレンジしました。娘が小学生の低学年の頃に歌いながら教えてみたのです、この難曲を。
娘はわりと上手に歌っていて、感心してしまいました。
モーツァルトの「春へのあこがれ」という歌曲に少し似ています。
このところ、動画をアップしてきました。元気な曲が続いたなと思うので、今日はしっとりした曲を。
ジョン・ジョージ作曲「遠くの鐘」
この曲はこんなに美しくて豊かな曲なのに、両手で同時に弾いていません。
つまり、一時に一つの音しか弾いていません。
ペダルを使っているので、複数の音が混ざり合って豊かなハーモニーを作り出します。
ジョン・ジョージさんの曲は、素敵です。なぜだか懐かしい気がしてしまいます。
「遠くの鐘」と「早春賦」
空の広がりを感じるところが、何となく似ている気がします。
今日はこのへんで。
またどうぞここへいらしてくださいね。
立川市 ピアノ教室ソラージュ