· 

音楽には不思議がいっぱいです。

こんにちは。

早春らしい真っ白な光の注ぐ窓辺で書いています。

今日もここへきてくださり、ありがとうございます。

 

 

昨日夫がメロディを口ずさんでいました。

曲は久石譲のSummer。美しい曲ですよね。

 

でも、歌が下手すぎて、、全然Summerになっていなかった。

私も歌が下手だから人のことを言えないけれど、失礼ながら夫に苦言を漏らしました。

 

私「だめだよ、それはSummerじゃない。日常的すぎる、当たり前すぎる、普通すぎる。。」

夫「なんだよ?!失礼だな! ルルルルるぅるる♪・・・」

そして、

余計にしつこく歌いまくる夫・・・・

偉そうに言っている私も、上手には歌えないのですが、

 上手な人の歌はうっとりと吸い込まれてしまいますね。

音楽は不思議です。「場」を変える力がありますね。

美しく優れた音楽が起こると、部屋の空気が変わってしまいます。

 

 

レッスンでよく言っているのが、

「この音、聞こえているかな?多分、聞こえていないでしょう。」

という注意喚起です。

不思議なのですが、ピアノを指で弾いて物理的に鳴っていても、

弾いている人の心を通過していない音は

聞いている人に届かない音になってしまうのです。

 

また逆に、ちゃんと鳴っていないように弾いてしまっても、

弾いている人がその音を「是非この音を弾きたい、聴きたい!」

と感じている場合、聴いている人にも届いてしまうのです。

 

音楽って何が起きているのかな。

歌をうたうのも、ピアノを弾くのも、どんな楽器でも、不思議がいっぱいです。

 

今日はこのへんでおしまいにします。

 

 立川市 ピアノ教室ソラージュ