こんにちは。
今日もこのブログにお越しくださり、ありがとうございます。
ピアノで癒やされるには、簡単な曲をよく体と心に馴染むまで弾き続けることが必要だなぁ、、と
いつも思ってしまうのですが、他の方はどうなのでしょうね。
私の場合は、若い頃に練習した曲を、5年、10年経て、
再び楽譜を引き出し、練習し直して新たな気持ちで演奏してみると、信じられないくらいの喜びが味わえます。
ジュワ~ッと全身全霊に音楽が染み通るような快感と、空を飛ぶような、重力から放たれるような開放感。
「愛とは、自分を取り囲んでいる核が溶けて、外の世界と融合すること」
と、最近どこかで読みました・・・佐藤直樹さんの本の中の、何かの引用でしたが、忘れました。。
このような愛の体験が、音楽で気持ちよく演奏しているときの状態と同じだと思います。
その快感を味わうために必要なことは、演奏している曲とすっかり親しんでいることです。
難しすぎもせず、簡単すぎて白けることもなく、感性に合う曲との出会いが必要です。
好きな曲で、自分の手腕に見合う難易度の曲を、たくさんたくさん弾く。長い期間付き合う。すっかり覚えてしまう。
ブランクがあった方がなお良い。しばらく寝かせておいて再び弾いてみると、より深く親しみを感じやすい。
こんな仲良しの曲が5曲以上できて、その曲で素晴らしい演奏体験をしてあると良いですね。
難しい曲へのチャレンジより、好きな曲で、ちゃんと弾けてコントロールできる曲を気持ちよく演奏
してほしいと思っています。
そのための、先生としての願いは、
のんびりした気持ちで、毎日、練習してね。
ということです。
のんびりした気持ちで。。。。
めんどうくさいけど、気楽にコツコツ。。
今日も読んでくださりありがとうございました。
立川市 ピアノ教室ソラージュ