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先月は5年に一度のショパン国際コンクールで開かれたので、せっかくですからそのことにも
触れてみようと思います。
アジアの演奏家がヨーロッパのクラシック芸術に熱心であり、才能を豊かに開花しているのを感じます。
もしかしたら逆に、日本人の若者は日本特有の文化にはそれほど関心を持たず、西洋の若者が日本文化に
熱烈な関心を抱いているのかもしれません。
私自身も、なぜかわからないけれど、異国の文化であるクラシック音楽に惹かれているわけで、考えてみると
不思議なことかもしれません。西洋生まれの音楽を、まるで自分の故郷のように感じるのですから。
さて、2位と4位が日本人であったことは、日本のピアノ教育が豊かに成長している証なのでしょうね。
本当のところ、芸術に優劣はつけられませんので、このようなコンクールは芸術のお祭りだと思っています。
私の印象では、コンクールを聴くことの最大のメリットは、出場者(出演者)の中に、お気に入りの演奏家を
見つけるられることだと思います。
予選を通過するとかしないとか、そういうゲーム的な要素が加わると、演奏家も聴衆も、よりエキサイティングな
参加の仕方ができますよね。
予選を通過してくるピアニストたちはそれぞれの持ち味を持って、真剣な、捨て身な演奏をしてくれます。
ある意味、既に名声を博している演奏家のリサイタルより、若手ピアニストの体当たり的な、挑戦的な
演奏はとてもエキサイティングで面白いです。
今回のショパンコンクールでお気に入りのピアニストが見つかりました。
3次予選まで残った日本の女流ピアニスト、19歳の進藤実優さん。
友人には「彼女有名だよ~知らなかったの~?」と言われてしまいましたので、知る人ぞ知る
有名なピアニストなのですね。私はショパンコンクールのおかげで出逢うことができました。
彼女の演奏は楽しい!
躍動感と率直さと熱意。
そして、もちろん上手い!
リサイタルなど、是非行きたいと思っています。
今日はこのへんでおしまいにします。
また是非、このブログへ遊びにいらしてください。
立川市ピアノ教室ソラージュ