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先日のレッスンで、生徒さんとそのお母様の連弾を動画を撮ることができました。普段からお忙しいお母様ですが、お盆の休暇を利用して、子供との連弾にチャレンジしてくださいました。
曲は、ギロック作曲「公園で遊ぼう」という、おしゃれで楽しい曲です。
お母様は小さい頃ピアノを習っておられましたが、すっかり忘れていて、最初は指が動かず、強弱もつけられず、表情をつけるのも難しく・・・と苦労されたようですが、お子さんから教えてもらいながら頑張ったとのこと!
果たしてその結果はとても素晴らしかったのです!
連弾は、二人の感性を同調させて、まるで一人で演奏しているかのように一体化するところに醍醐味があります。
お母様と子供さん。何度も合わせてあったので、どう表現するのか、どのテンポなのか等をしっかりと確認し合ってあり、息を合わせた演奏が出来ていて、驚いてしまいました。
その日に私も生徒さんの伴奏をしましたが、私と合わせたときの演奏と、お母様と合わせたときの演奏で、どっちがよかったと思いますか?
ダントツで、お母様との演奏のほうがよかったのです。
その方がお子さんの音が輝いていて、音楽の力がより強く、生き生きと現れていたのでした。
先生が生徒に合わせる演奏よりも、家で練習を積み重ねて息を合わせた親子の演奏のほうが良いということです。
音楽は人の心を一つに調和させるのだなぁという認識を新たにしました。
コロナ禍のステイホームが続く以上、家の中で如何にして楽しむか、如何にして創造的に過ごせるかを考える昨今、
家族と連弾できるのは申し分のない遊び方だなと思いました。
この感染症の危機を乗り越えつつ、むしろこれをバネにして、さらによき社会を迎えられるようにと願っています。
またぜひ、このブログへ遊びにいらしてくださいませ。
立川市 ピアノ教室ソラージュ