今日もこのブログを見に来てくださってありがとうございます。
年度替わりということもあり、ピアノ教室を探していらっしゃる人が増えていることと思うので、今日はレッスンの内容を書いてみようと思います。
ソラージュには今5人の生徒さんがいらっしゃいます。
昨年の11月頃から入会された方たちなので、初歩の生徒さんたちです。
彼らの特徴は様々です。
音感が良い子。
指の関節が強い子。
指が動きやすい子。
音符を読むのが速い子。
上記のようなことが不得意な場合。
課題はそれぞれ違っていましたので、一人一人に「今は○○○○をがんばろうね」と
課題を分かりやすく伝えて、そのための宿題を出してきました。
未就学児や小学生の低学年の子供たちの場合、どこまで理解してもらえるか、正直不安でした。
私は一生懸命のあまり、脇の下にびっしょり汗をかきつつ、冬なのに「暑いね?エアコン切るね!?」なんて言って
自分勝手にエアコンを止めてしまったりして(笑)、笑顔の水面下ではジタバタがんばっていました。
そうして3,4ヶ月が経過した今。
果たして「狙いは子供たちにちゃんと通じている!少しずつ確実に伸びている!」と実感しており、救われる気持ちです。
私のレッスンは多分とても緻密です。
宿題の量も多いのではないかと思います。
なのに、子供たちはよくついてきてくれて、本当に感謝です。
レッスンが深刻っぽくなったり、暗くなってしまうのは絶対にダメだと思ったので、音楽の力を借りて
「弱点克服」の課題ばかりが浮き彫りにならないような明るい楽しいレッスンにするよう努めてきました。
弱点そのものが、面白いね~、笑っちゃうよね!という材料になったこともありました。
今はまだ基礎作りに専念しており、初期のもう一つの課題である「リズム感を育てる訓練」にすら
なかなか時間を割けないでいるのですが、それでも子供たちは楽しそうにレッスンを受けてくれて、
子供って本当に素晴らしい、癒やされる・・・・と感謝です。
音楽的な内容に入るともっと楽しいはずなのです。
その前にどうしてもやっておきたいことがあります。
大きな大きな山場である、譜読みへの自信が育ってくること。
それからもう一つの難しい課題、指を一本ずつ動かす脳と筋肉の回路を開くこと。
これが落ち着いてきたら、いよいよリズム感、音色などに入って行けます。
譜読みの力を使って、様々な楽譜に挑めます。
みなさん、楽しみに待っていてくださいね!
ちなみに、生徒5人の内の一人は、小学校4年の次女です。
一緒に暮らしていますので、これまでにもピアノはちょこちょこ教えていたのですが、娘はあまり興味が無さそうに見えたので放ってありました。
ところが私が本格的に教室を開くことになった昨年の秋に、娘の方から「私もやる!」と名乗り出てきたのです。
そんなわけで、他の生徒さんより一足早くレッスンに入っていた次女です。
彼女はもともとそんなに音楽的な感じの子ではないように思われました。
でも、変わってきました。ちゃんと取り組む育つものなのですね。
彼女のピアノはすごく良いです。最近。
音が生き生きとしていて、弾いているのが楽しいということが伝わってくるのです。
母親が先生だと教えにくくて、注意すると娘はブスっと膨れてしまう。
ひどく反抗的な態度をとるときは、私から「それじゃピアノどうぞやめていいです」と言われてしまうのです。
でも、もうピアノが楽しいことが分かってしまった彼女は、やめられません。
「やだ、やる!」と戻ってきます。
面白いです😊
本当にピアノは楽しいです。これから始めたい方、もう一度やってみようかなという方。
一緒にがんばってみませんか。お待ちしております。
最後になりましたが、演奏動画を貼り付けます。
私が小学生の頃に弾きたかった2曲。
湯山昭さん作曲「バームクーヘン」と「ゴーカート」
「弾きたいから弾かせてください」と先生にどうして言わなかったのだろう、過去の私は。
ピアノを習う子供たちに、ワクワクするような曲を一つでも多く紹介したいと思っています。
これを聴いて「私も、オレも、弾いてみたい」と思ってもらえることが本望です。
ぜひ、ご覧ください。
相変わらず、次女に言われています。「お母さん、Youtube出すとき、もっとおしゃれしなくちゃダメでしょう」と。
すみません、家事の合間に撮るので、こんな格好です。ご容赦くださいませ。
湯山 昭作曲「バウムクーヘン」
湯山 昭 作曲「ゴーカート」
立川市 ピアノ教室ソラージュ