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今年の目標andドビュッシーの演奏

令和二年を迎えました。明けましておめでとうございます。

このブログを見に来てくださり、ありがとうございます。

無数の情報の渦巻くこの世界において、ソラージュのブログを見ようと思ってくださったあなたに感謝いたします。

 

情報量の話をしたのにはわけがあります。

昨年秋から始めたSNS(FBとInstagram)のおかげで、友人たちの過ごし方がどんな風であるか、スマホを覗けばすぐに分かってしまうという状況に驚いています。

リアルに会っていない人たちと価値観を共有したり、豊富なアイディアを伝授させてもらえるという、すごい時代なのですね。

友人たちのクリスマスの過ごし方やお正月のおせち料理の美しさや旅行の先々での景色など、様々な投稿が見られました。

スマホという小さな窓から見える景色はどこまでも広がるし、チケットにもなり、お金にも化けるという魔法の窓です。

これじゃ、子供が欲しがるわけですよね。

 

それと同時に、この魔法の窓から離れていたいという発想も強くなっています。

よその情報はいつでも入るけど、敢えて知らないでいて、自分の周囲の情報を楽しみたい。

今ここにある、リアルに私が接している「これ」の幸せを十二分に感じていたいという願望です。

 

例えば、このお正月。

我が家は例年と同じく、少しゆっくり起きて、自宅で家庭的なお正月のお料理を頂いたこと。(うーん、当たり前!)

お正月ならではの少し高級な何種類かのお酒を、堂々と楽しめる機会であったこと。(ほーら、当たり前!)

近くの公園を長女とお散歩して、夕日の中、枯れ木の枝振りが完璧に美しい姿であると発見したこと。(いつも見ている木々だよ!)

次女と夜更かしして、DVDを水入らずで鑑賞した時間。(親が子供に夜更かしを斡旋してどうする!)

 

どれもインスタ映えしないし、当たり前すぎることでしたが、大事なのはその時々において、心がゆっくりと幸せを感じていることだと思いました。

そんなわけで、どうしようもないくらい当たり前なクリスマスとお正月を過ごした私です。

今年の目標は(この頃ずっとそうなのですが昨年よりもっと)「今ここの味わい」に集中することにしようと思いました。

今ここで自分が見ているもの、聴いているもの、味わっているもの、触っているものに、世界の全てがある。

私は最高に幸せだな。

そう思うことが、目標です。

 

新年早々から音楽のことを書こうと思ったのですが、書いてみたら想定外な展開になりました。

 

最後は音楽で締めますね。

 

昨年からギロックに注目していて、ギロックの「月の光」を弾いてみることにしました。

そして「月の光」といえば押しも押されぬ有名なドビュッシーの曲があります。

この2曲はとても似ています。

多分ギロックが、ピアノの初歩の人にも弾けるような易しい「月の光」を作ってくれたのだろうな。

愛情深いギロックさん!と私は解釈しています。

 

録画を完成させるのは本当に手間暇かかり、私ってホント才能ないね~と思うほど練習します。

ギロックよりドビュッシーの方が先に録画完成したので、ここに載せてみます。

見てくださったら嬉しいです。

ドビュッシーは大好きな作曲家の一人です。

 

次回はギロックの「月の光」を投稿しにブログを書きます。

どうぞ、またこのブログへ遊びに来てくださいね。

立川市栄町 ピアノ教室ソラージュ