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練習のお話。-その2

こんにちは。このブログに来てくださって、ありがとうございます。

いよいよ年の瀬ですね。

ピアノ教室を開設できたことを、しみじみとありがたく感じる今日この頃です。

あんまりにもしみじみとしてしまって、まだ年賀状を全然書いていません。

SNSに初めて触れて思うのですが、この豊かな情報網の中で、年賀状の存在意義は低下しているのではないかと。

 

時代はすごいスピードで変化してゆくのでしょうね。

例えば50年後はどんな社会になり、人々はどんな価値観で生きているでしょう。

ここまでの50年よりも、もっと急速な変化が見られることでしょう。

 

きっと今の若い人々には斬新な発想が湧いていて、現在の社会よりもっと愛と調和に満ちる社会を築くのだろう。

そんな期待を持っています。

そして私は、若い彼らに比べれば古い感覚の人間になっているだろうけれど、この世界に良いものをもたらすアイディアを受信するために、精一杯のアンテナを張って生きていきたいと思っています。

 

 

さて、本題のピアノの練習のお話です。

 

どうしてそんなに練習量を強調するのかという話をします。

私たちの能力は無限だからです。

無尽蔵の何か、知恵というか、エネルギー源というか、愛と呼ぶか、何かそういうものが存在しています。

その無尽蔵のエネルギーにアクセスできるのが私たちです。

ピアノにおいて、そこへのアクセスの鍵は、練習にあります。

 

実は、天才と呼ばれる演奏家たちも、彼ら個人のアイディアを表現しているのではないのです。

天才たちのしていることは、無尽蔵の知恵にアクセスしている状態と言えます。

天才たちのように演奏できるようにがんばろうよ!なんて、さらさら思っていません。

そうではなくて、万人に開かれ、万人の源である「愛と知恵」というエネルギーにアクセスしてみない?

道具は、ピアノで!と提案しているのです。

ピアノでなくても、アクセスできるので、他の方法でもよいと思いますが、私自身がピアノでアクセスしやすいので、この方法を伝えているだけです。

 

試しに、易しい曲でよいので、心から美しい曲と思う曲を選び、全てのパッセージを体に、脳に、心へ完璧なインストールが行われるまで、何百回も弾いてみてください。

焦って弾かなくても大丈夫です。

できるだけ心を穏やかに、自分自身は無限の力へアクセスできる存在なのだと信じ切って練習するのです。

力を抜いて、ただただ何回も。

 

その果てに起こることは、私の感情とか意志とかそういう個人的なアイディアではなく、その音楽がこの世に生まれたときのエネルギーが湧き起こってきて、私たちの体を動かしてくれる感じで弾かせてくれます。

 

そうなると、私たちの心はもうその部屋にはいないのです。

別のエネルギー体の中に入っていきます。

曲が終わったらワープで、ただいま~、という感じです。

 

どうですか?!

いいでしょう?

 

スマホでYoutubeとか、ゲームとかより、すごいインパクトありますよ!

優れた音楽は人類の共有している財産です。

愛と調和と知恵のエネルギーを携えています。

 

これからの時代に必要なエネルギーです。

 

がんばって練習してみましょうよ。ピアノ。

 

スパルタ先生より、愛をこめて。(^_^)

 

立川市栄町 ピアノ教室ソラージュ