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夫の心配ごとと、演奏2曲。

ブログは一週間ごとを目安で更新したいと思っているのですが、時の経つのの速いこと!もう前回の更新から半月も経ってしまいました。

その間何をしていたかと言うと、ピアノ以外にも山ほどの出来事がもちろんあるわけです。

ピアノ講師の他にも、母として妻として嫁として娘としてなど、頭がパンクしそうな忙しさです。

でも、ちゃっかり弾いていました、ピアノを! 時間を盗むのです。

家事をさぼったり、超特急で済ませたり、私の暮らしはいつもせわしなく、ゆとりがなく、1分も無駄にしないという動き方をしています。

そんな私の様子は夫には好かれません。そりゃそうでしょう、気が休まりませんよね、そんな妻がいたら。

そしてもちろん、時間を盗む理由はたった一つ。

ピアノを弾きたいからです。

 

夫は心配しています。

この女はピアノに夢中になるあまり、大切な子育てや、俺のことや、家事のことをおろそかにしてしまうのではないだろうか?

どっちが大切なんだ!?と。

 

確かに、ピアノ教室を開設する前はこんなにもテンションを上げて暮らしていませんでした。

そしていつも答えは一つ。「私の使命は、二人の子供をちゃんと育てて社会へ旅立たせることです」

前はそうだったのです。

ところが今は、すごいパワーでピアノの魅力に引き寄せられています。

やることが一気に増えたので、睡眠時間が大幅に減りました。

ところが思ったほどは疲れません。

心も体もいつもポッポッと燃えていて、寒さも感じにくく、風邪も寄せ付けないという感じです。

そして何より生きがいがあって楽しい!

そんなわけなので、証拠はないけれど確信しているのです。

「ピアノ教室はもう一つの大切な私の使命なのだと。」

夫は「ゲーーー!・・・」という顔でそんな私の訴えを聞いていました。

無理もない話ですよね。

そりゃ男の人はゆったりとして優しい妻のほうが嬉しいでしょうから。

 

ピアノを弾きたくてたまらない私が、時間を盗んで何の曲を練習していたでしょうか。

 

ある時、思いついたのです。

ピアノを習いに来る生徒さんたちが弾きたがるような曲を弾いてみよう。

または、そんなに難しくなくても、素敵な、おすすめの曲を弾いてみよう、と。

 

それと私はこの数年ギロックのファンになっていました。

ギロックはピアノを習う子供たちに向けて、素敵な作品をたくさん残してくれました。

 

ギロックの愛情が伝わってくる・・・・

ピアノを通して生徒さんの世界を豊かにしたいという私の気持ちとピタリと重なる気がしています。

 

そんなわけで、有名で人気のある、ショパンの「小犬のワルツ」を弾いてみました。

この曲はショパンの中では親しみやすくて易しい印象があります。

弾いてみた結果 → 超たいへんでした。難しかった!!! 初心に帰ってがんばりました。

教えているだけでなく、自分で実演して苦労しないとだめだなぁと思いました(笑)

速い右手の一つ一つの音がすべてメロディなんだ!と気づいたとき、愕然としつつ、コツコツ練習しました。

 

それと、この「小犬のワルツ」と、どことなく似ていると言われる、ギロックの「ワルツ エチュード」。

これは「こどものためのアルバム」という曲集に入っているので、あきらかにピアノ習う子供たちに

向けて贈られた曲でしょうけれど、大人も魅了して止みません。なんて豊かなのでしょう。

大胆に遊べて、可愛らしさもあり、雄大さも感じられて。

素晴らしい曲だなぁと思います。

 

動画を撮るのは家事の合間なので、どうしようもなく普段着です。

画像としての美しさに欠けるのですが、どうぞご勘弁くださいませ。

あと、ミスタッチもあったりします。

生き生きと弾けていることを優先しました。

 

見て下さったら嬉しいです。

 

 

ショパン「小犬のワルツ」

続いて、ギロック「ワルツ エチュード]

 

見て聴いてくださって、ありがとうございます。

またこのブログに遊びにいらしてくださいね。

 

立川市 ピアノ教室ソラージュ